口腔ケア
口腔ケア

一部介助の口腔ケア
持てる力を最大限に生かし、自立を支援することが大切です。

1.握力が弱い場合は持ちやすい工夫を
【作成方法】
  • 個人トレー用即時重合レジンなどで歯ブラシの柄を太くする。(レジンが固まる前に本人に握ってもらい、持ちやすく手形をつけると効果的)
  • 手が口元まで届きにくい場合は柄を長くする。(重くならないように柄の中を空洞にする)

【作成の留意点】

  • 太さや形は手の大きさなどに合わせて、
    本人と相談しながら作成する。
  • 歯ブラシの毛先が開いたら取り替えられるように、取り外し可能なホルダーにする。
  • 歯ブラシに角度をつけると「みがきやすい場所」と「みがきにくい場所」ができるため、なるべく避ける。
  • 柔らかい材料(ホース、スポンジ)より硬い方が握りやすく、みがきやすい。

2.上手に動かせない場合は電動ブラシの活用を
【口腔清掃の道具としての活用】

電動ブラシのメリット
 1.細かい動きが困難な場合や、手首の動きが悪い場合有効。
 2.柄が大きくて長いため持ちやすい。
 3.歯みがきの効率が高く、本人や介助者の負担が軽減できる
●高齢者・障害者への電動ブラシの選択基準
 1.優しい動き 2.柔らかい毛先 3.細長いネック
 4.軽くて太めのハンドル 5.押しやすい電源スイッチ

【リハビリの道具として活用】
  • 歯ブラシの背面を活用して口輪筋や口唇を刺激して、筋緊張を正常化する。(筋機能訓練)※右上写真
  • 口腔内の麻痺や痙性がある場合に、振動を活用して口の中の感覚や動きを刺激する。
  • 唾液線を刺激して唾液分泌を促進する。


「介助者によるケア」の留意点
※指導の際は、本人と介助者の役割分担を明確にして、
介助者の大きな負担にならないよう注意する。

自立みがき
本人の口腔ケアを温かく見守り
観察する。
介助者によるケア
小さい歯ブラシや歯間ブラシで
本人ができない部分のみを支援する。


左:小さい歯ブラシで介助者みがきのケア
右:介助者による歯間清掃

資料提供:ライオン歯科材株式会社/(財)ライオン歯科衛生研究所


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